タイトルを『海外では定番!?』としました。
単なる 誇大広告 のひとつです。裏側から書くと・・・
【ここは日本です。日本の風土に見合ったものをご選択下さい】
【日本製ではオーナー様の気を引く事が難しいのでしょうか?】
という事です。家電や自動車のように国際規格や標準規格(ISOやJIS等)の規格に基づいて設計・生産された “製品” なら信頼を計るのも容易い事ですが、塗料に関してはどれだけその性能が優れていて他国で実績のあるものだとしても、それをもって仕上げるのは職人である “人” です。
その土地固有の気象条件や温度・湿度といった環境の中で出来たものがあります。
海外製塗料に限らず、日本製塗料も
【その開発された国・土地で最も効果を示すように設計されています】
わざわざ 他国の土地の風土に合わせた塗料 を選ぶ理由が 見当たりません。
悪いものではありませんが、日本には優れたメーカーがあり優れた製品が溢れています。
『海外製品なのにいかにも日本製』のような製品が遮熱塗料や断熱塗料の類いで展開されている事が多いのでお気を付け下さい。そのような製品の場合、たいていは【認定施工店】のような形でエリア分けを行い、結果として値崩れしないようメーカーが努めているという背景があります。
値崩れさせたくない理由は・・・
【すぐにでも順当な価格の日本製品と置き換える事が出来てしまうから】
【比較されたら特別優れた技術ではない事がわかってしまうから】
です。弊社は決して日本製塗料信者ということではありませんが、行き着くところは
【結局大手メーカーの塗料が最も優れていて扱いやすく価格も性能も順当】
という事になるのです。
大手塗料メーカーに関して言えば、たった数年の間に製品名や仕様が変わる事はありますが、
販売会社が消えたりする事などは殆どありませんし。